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日系半導体部材が現地生産へ

韓国国産化に対応、業界新常態に

韓国での現地生産に乗り出す日本の半導体部材メーカーが増えている。昨年には関東電化工業(東京都千代田区)が韓国工場での生産を開始したのに続き、太陽ホールディングス(同豊島区)もこのほど工場建設を発表した。日本政府が昨年7月に輸出管理の厳格化を発表して以来、韓国ではサプライチェーン(供給網)を国内で完結させようとする機運が高まっている。このため、縛りの多い輸出から現地生産に切り替える動きは今後も続く見通しで、この供給網の再編が日系関連メーカーの「新常態(ニューノーマル)」となりつつあるようだ。