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改憲審議で国軍議員が激しく抗議、議場混乱

ミャンマー連邦議会で憲法改正案審議が始まった25日、議場では国軍議員が怒鳴り声を上げて不満を表し、議長が出された改正案の間違いを認め修正を明言するなど、混乱した。審議の難航は避けられそうにない。電子メディアのイラワジが同日伝えた。

審議開始が告げられるや否や、国軍議員らは激しく反論を展開。国軍から出された改正案では、州や管区の閣僚の指名権限を、大統領から州・管区首相に移すことが含まれていたが、審議に提出された案では省かれていると非難した。

クン・ミャット議長は、出された案を読み上げて苦情内容を確認。指摘された部分が抜けていることを認め、「後日、(国軍が提案した部分を)付け加えた改正案を再配布する」と述べた。

議場では、法案委員会の事務局長を努める国民民主連盟(NLD)の議員が議長に説明を行っている時に、国軍選出のひとりが怒声を上げた。また、クン・ミャット議長が案を読み上げている最中にも、攻撃的な発言があった。同議長は「感情を抑えられなければ、議員相互の関係に悪影響が及ぶ」と、全議員に節度ある態度を求めた。

改憲案をめぐっては、NLDが主導する両院の合同委員会が2本の改正案を提出。国軍と軍系野党・連邦団結発展党(USDP)からは、これとは別に5本の改正案が出された。

これらの改正案は◇国会の4分の3以上の賛成で成立する改正案◇国会の4分の3以上の賛成に加え、国民投票での過半数の賛成を必要とする改正案――の2グループに統合され、審議される。審議日程は3月5日までで、合計149議員が発言する。

ミャンマーの現行憲法改正を審議する合同委員会は、2019年2月に設置。今年1月に改正案を連邦議会に提出するまで11カ月余りかかった。


関連国・地域: ミャンマー
関連業種: マクロ・統計・その他経済政治

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