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テイクオフ:玉のこしに乗り損ねた過…

玉のこしに乗り損ねた過去がある。数年前、バンコクの駅構内で札を落とした際、運良く拾ってくれたタイ人男性。何を隠そう、ある財閥グループの社長だったのだ。

大の日本びいきだった彼に気に入られ、連日のようにプレゼント攻撃が始まった。愛車はメルセデスで、飲食店に行けばVIP専用の部屋に連れられる。ただ、こちらは日本のいわゆる「中流階級」で育った身。めくるめく非日常の世界に、気づけば居心地が悪くなっていた。

そんな時に出会ったフランス人ギャンブラーに心奪われ、次第に富豪とは疎遠に。結局フランス人は金がなくなり、国へ帰り、元の木阿弥(もくあみ)となった。もちろん周囲からは「大ばか野郎」のらく印を押されたが、もし時計の針を戻せても、おそらく同じ道をたどるのだろう。「金で買えない物もある」と、自分に言い聞かせている。(志)


関連国・地域: タイ
関連業種: 社会・事件

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