日立製作所は8~9日にシドニーで、参加者が一定期間集中的にプログラムの開発などについて共同作業を行い、その技能やアイデアを競う「ハッカソン」のイベント、「日立デジタル・モビリティー・ハッカソン」を開催した。40人・9チームが参加し、西シドニー地域でモビリティーを念頭に、デジタル技術を使ったイノベーションで人々の生活を向上させるためのアイデアを出し合った。
日立がオーストラリアで開催した2回目のハッカソンで優勝したのは、自転車にセンサーをつけて車の接近を知らせるデバイスを提案したチーム「Cysense」。次点には自走型ショッピングバッグを提案したチーム「MobiKart」が選ばれた。
審査員長を務めた、同社デジタルフロント事業本部の貝貫勉部長は「ハッカソンはアイデアをもらう場だが、人的な発掘も視野に入れて優勝と準優勝を決めた。両チームとは今後も関わりを持ちながら、ソーシャル・イノベーションなどで一緒にやっていけるケースがあればと考えている」と語った。
<お知らせ>
本紙では会員企業の広報やPR写真などを無料で掲載いたしますのでご利用ください。問い合わせや写真データ送付のあて先は(電話)02-9264-0998、sales@nna.net.au(井戸田・下池)まで。
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。