中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、台湾の蔡英文総統は1月30日、経済への影響緩和を目的とした8大措置を講じる計画を発表した。金融市場の安定、観光や小売業への支援を盛り込む。詳細な内容は政府の関係各部が今後取りまとめる方針。一方、中国経済の停滞などから、証券筋では新型肺炎の流行が台湾の今年の経済成長率を0.5%下げるとの悲観的な見方も出ている。
中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、台湾の蔡英文総統は1月30日、経済への影響緩和を目的とした8大措置を講じる計画を発表した。金融市場の安定、観光や小売業への支援を盛り込む。詳細な内容は政府の関係各部が今後取りまとめる方針。一方、中国経済の停滞などから、証券筋では新型肺炎の流行が台湾の今年の経済成長率を0.5%下げるとの悲観的な見方も出ている。