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和碩の20年業績と資本的支出、「前年超え」

ノートパソコンなどを手掛ける台湾のEMS(電子機器の受託製造サービス)大手、和碩聯合科技(ペガトロン)の廖賜政執行長は17日、コンピューティングと通信、コンシューマー・エレクトロニクスの各業務の2020年の業績が、いずれも前年を上回るとの見方を示した。台湾内外での生産能力の増強計画を進めることを理由に、今年の資本的支出(研究開発や設備投資などに投じる費用の総称)は前年を超えるとも見通した。中央通信社などが伝えた。

和碩は同日、「尾牙(旧暦の忘年会)」を開催。童子賢董事長は、「19年第1~3四半期(1~9月)の利益は、ほぼ前年通年の水準に達し、第4四半期(10~12月)の売上高は四半期ベースでのピークとなった」と前年の好調な業績を振り返った。

廖執行長は、「19年は和碩にとって革新の一年となり、通年の売上高は1兆3,000億台湾元(約4兆8,000億円)を突破し、2年連続の過去最高を更新した」と補足した。今年については、通信業務とコンシューマー・エレクトロニクス業務の成長が続くとの見方を示した。コンピューティング業務も伸びるとみているものの、米インテルの中央演算装置(CPU)の供給不足を懸念材料に挙げた。

今年は主要3業務を対象に、生産設備の購入や工場の拡張などに向けた投資を行うと説明し、「資本的支出は今年が一つのピークを迎える」と述べた。19年の資本的支出は1億5,000万米ドル(約165億円)弱で、主に台湾や東南アジアでの生産能力の増強に資金を投じた。

同社は昨年、149億元の台湾への回帰投資計画を発表した。廖執行長は、「昨年のうちに3分の1を実行した。今後3年以内に成果が表れる」とみている。グループ各社も計100億元規模の台湾投資を行う計画という。


関連国・地域: 台湾
関連業種: IT・通信マクロ・統計・その他経済

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