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ネット銀の優遇金利は短期的戦術、WeLab

香港のフィンテック(ITを活用した金融サービス)企業、WeLabの龍沛智(サイモン・ロン)最高経営責任者(CEO)はこのほど、傘下のインターネット専業銀行WeLabバンクの開業を前に、顧客獲得のための優遇金利の設定について「短期的な戦術に過ぎない」と述べた。中長期的戦略としてはネット銀サービスを通じた総合的な顧客満足度を高めていく方針だ。15日付香港経済日報などが伝えた。

香港では既に8社のネット銀が当局の免許を取得している。このうち中国本土系資本の衆安銀行(ZAバンク)が2019年12月、先陣を切って試験営業を始め、市中銀行を大幅に上回る優遇金利で顧客の獲得を進めている。

開業時期では衆安に後れを取ったWeLabだが、傘下のオンライン融資プラットフォーム「WeLend」では融資の実質年利を2%と低水準に設定し、集客を競っている。

龍氏は、年内を想定するWeLabバンクの開業後、預金客の確保に向けて優遇金利を設定するかとの問いに対し、「従来の市中銀行も各種の優遇金利を打ち出しており、新銀行が優遇金利を設けるのは正常だ」と可能性を認めた。一方で、「長期的に競争力を維持していくに当たって優遇金利だけに依存するつもりはない」と説明。預金、決済、資産管理などの金融サービス全体を通じて顧客の満足度を高めていく重要性を強調した。


関連国・地域: 香港
関連業種: 金融IT・通信

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