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アンコール遺跡―バガンの直行便案が再浮上

ミャンマー中部の遺跡都市バガンと、カンボジア北西部の世界遺産アンコール遺跡を直行便で結ぶ計画を、ミャンマー政府が再検討している。両国は2017年に直行便の就航計画に合意したが、ミャンマー側が採算が見込めないことを理由に延期していた。国営紙グローバル・ニュー・ライト・オブ・ミャンマーが7日伝えた。

ミャンマー政府は6日、首都ネピドーで「国家観光開発中央委員会」を開催。委員長を務めるヘンリー・バン・ティオ副大統領が、直行便計画に言及した。直行便が就航すれば、仏教関連の遺跡ツアーにより、観光客の誘致が見込める。同副大統領は11月、カンボジアを訪問。フン・セン首相が副大統領に対して、観光振興や両国間の関係強化を目的に直行便の就航に意欲を示したという。

ミャンマー国際航空(MAI)は11~14年に、最大都市ヤンゴンとカンボジアの首都プノンペンや、アンコール遺跡群を擁する北西部シエムレアプを結ぶ路線を運航していた経緯がある。両国政府は17年11月、遺跡都市の観光開発で覚書を交わし、「2つの国、1つの目的地」としてバガンとアンコール双方を周遊しやすくする直行便の就航で合意した。

バガン近郊にはニャウンウー空港があるが、現在は国際空港ではない。副大統領はカンボジアとの合意を受けて、第2の都市にあるマンダレー空港の利用に向けて関係省庁と調整した。しかし、シエムレアプ路線の運航免許を取得したミャンマー国営航空(MNA)が、18年に採算が見込めないことを理由に計画を延期。直行便計画が再浮上した背景には、19年7月のバガンの世界遺産登録により、観光地としての魅力が高まったことがあると考えられる。

中国の景成集団が、カンボジアを拠点に運営するJCインターナショナル航空は8月15日から、プノンペン―マカオ―マンダレー―マカオ―プノンペンを周遊する定期便を、毎週火曜日と金曜日に運航している。JCはまた、プノンペン―ヤンゴン線についても月、木、土曜日の週3便を運航している。


関連国・地域: ミャンマーカンボジア
関連業種: 運輸観光

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