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テイクオフ:ドゥテルテ大統領の発言…

ドゥテルテ大統領の発言に耳を疑ったことは多い。「くそやろう!」に「全員殺す!」など枚挙にいとまがない。もちろん前後の文脈を読み取れば心情が分からなくはないが、権力者が直接的な「汚い言葉」を使うのは妥当とは言えないだろう。テレビでも時折「ピー」音が鳴る。

放言でいえば、トランプ米大統領も負けはていない。強い表現で敵対する相手にまくし立てる姿は、ドゥテルテ大統領といい勝負である。が、時折言葉を選んでいるようにも思えることを考慮すると、フィリピンの勝利か。

日本では政治家の「失言」が話題になる。当地で汚い言葉に慣れてしまったせいか、「え、それ問題?」と思うことが増えた。だが政府高官の発言は、その一言が命取りになることもある。ドゥテルテ大統領は政治と法律に精通する切れ者。汚い言葉遣いは、ギリギリの案配を理解した上での国民へのパフォーマンスと捉えるべきか。(内)


関連国・地域: フィリピン
関連業種: 社会・事件

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