韓国通信大手のKTは2日、人工知能(AI)を活用したロボット「エヌ・ボット」をノボテルアンバサダーソウル東大門ホテルに導入したと発表した。客室内に設置されたKTのAI音声サービス「ギガ・ジニー」の端末を通じて客室用品などを頼むと、エヌ・ボットが部屋まで運んでくれるサービス。
エヌ・ボットには、KTの独自技術で開発した三次元(3D)空間マッチング技術や自動運転技術など、最先端の情報通信技術(ICT)が適用された。エレベーターの利用もできるため他階への移動も可能だ。まずは約100室を対象にロボットサービスを提供し、対応客室数をさらに拡大していく計画だ。
ロボットの導入とともにギガ・ジニーの多言語サービスも今週中に開始する。これまでの韓国語、英語のほか、中国語と日本語での利用も可能になる予定。
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