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香港航空、2月からカナダなど3路線停止へ

中国本土の複合企業、海航集団(HNAグループ)傘下の香港航空(ホンコン・エアラインズ)は11月29日、2020年2月から3路線の運航を停止すると発表した。香港の長引く社会混乱による旅行需要の低迷が、同社の経営を直撃している。香港最大手のキャセイパシフィック航空(国泰航空)も来年の旅客輸送能力の引き下げを発表した。

香港航空が新たに運航を停止するのは、香港を発着する◇カナダ・バンクーバー線(2月12日から)◇ベトナム・ホーチミン線(同20日から)◇中国・天津線(同10日から)――。同社は11月初めに、日本を含む11路線の運航規模縮小を発表したものの、需要の減少が続いていることから「主要航路に専念する」と追加の削減を決めた。既に予約済みの顧客に対しては、返金や代替手段の提供に応じるとしている。

香港政府の航空輸送免許局(ATLA)は10月下旬、香港航空に対し、早期の財務改善が見込めない場合、航空免許を取り消す可能性があると警告していた。

■キャセイ、輸送能力引き下げ

11月29日付サウスチャイナ・モーニングポスト(電子版)によると、香港の航空最大手、キャセイパシフィック航空は、20年の旅客輸送能力を最低1.4%削減すると発表した。トウ健栄(トウ=登におおざと、オーガスタス・タン)最高経営責任者(CEO)が従業員向けの社内メールで通知した。

トウCEOは、航空会社の事業環境悪化が続く中、迅速に対処する必要があると説明し「運営予算を見直し来年の状況悪化に対応する」と述べた。

同紙によると、キャセイの輸送能力削減は13年に1.8%削減して以来6年ぶり。同社は9月時点では、20年は3.1%拡大する計画を示していた。


関連国・地域: 香港
関連業種: 運輸観光社会・事件

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