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10月の車生産22.5%減少、2年半ぶり2桁減

タイ工業連盟(FTI)が20日発表した2019年10月の自動車生産台数は、前年同月比22.5%減の15万2,787台だった。6カ月連続のマイナスで、2017年4月以来の2桁減。米中貿易摩擦の影響が大きかった。

10月の車種別の生産台数は、乗用車が前年同月比19.8%減の6万1,660台、商用車が24.2%減の9万1,127台でともに2桁のマイナスとなった。商用車のうち、生産台数が最も多い1トンピックアップトラックが24.7%減の8万8,532台となり、全体を押し下げた。

出荷先別の生産台数を見ると、全体の55%を占める輸出用が14.0%減の8万3,635台で、6カ月連続でマイナスとなった。内訳は、乗用車が25.9%減の2万5,935台、商用車が7.3%減の5万7,700台。国内市場向けの生産台数も30.8%減の6万9,152台に落ち込んだ。商用車が42.4%減の3万3,427台と大きく落ち込み、乗用車も14.7%減の3万5,725台と2桁のマイナスとなった。

FTI自動車部会のスラポン広報担当(FTI副会長)は同日の記者会見で、自動車生産が大幅に落ち込んだ背景について、家計債務の悪化や自動車ローンの引き締めといった内部要因よりも、先鋭化する米中貿易摩擦などの外部要因の影響が大きいと説明した。

1~10月の生産台数は、前年同期比4.2%減の172万5,414台。内訳は輸出向けが6.6%減の89万8,588台、国内向けが1.5%減の82万6,826台だった。車種別では、乗用車が6.3%減の69万1,573台、商用車が2.7%減の103万3,841台となった。

FTIは先月、19年の自動車生産見通しについて、当初の215万台から200万台に下方修正した。スラポン氏は、「20年はタイ政府が推進するエコカー政策第2弾(フェーズ2)の影響で自動車の生産と販売が伸びる可能性がある」と予測。ただ、同政策の影響力を見極める必要があるとした。

■バイク生産8.9%増、2カ月連続プラス

10月の二輪車の生産台数は前年同月比8.9%増の21万9,308台となり、2カ月連続でプラスとなった。完成車(CBU)が3.6%減の16万1,318台に落ち込んだ一方で、完全組み立て部品(CKD)は70.5%増の5万7,990台と顕著な伸びを示した。

1~10月の二輪車の生産台数は、前年同期比2.4%減の207万9,865台。CBUが6.2%減となった一方で、CKDは13.9%増とプラスを維持した。


関連国・地域: タイ
関連業種: 自動車・二輪車マクロ・統計・その他経済

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