韓国格安航空会社(LCC)のエアプサンが、韓国・仁川空港発着の国際路線に力を入れている。
同社は仁川発着便として、12日に中国・寧波(週3往復)、13日に中国・深セン(週6往復)と台湾・高雄(週4往復)、フィリピン・セブ(週7往復)を結ぶ各路線を新規就航した。中国・成都便の開設も準備中だ。
特に寧波便への期待が大きい。人口800万人の港湾都市で、韓国のビジネスと同地からの韓国旅行客の需要が大きいと見込む。高雄、セブ便は釜山発着便もあるが、仁川便就航により固定費の分散と集客効果を狙う。
韓国のLCCは6社に上り、過当競争で各社が苦境に立たされている。エアプサンは座席間隔の拡大や安全性の向上などで差別化を図る計画だ。
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