韓国ハンファグループで航空部品を製造するハンファエアロスペースは18日、米電機大手ゼネラル・エレクトリック(GE)と、2025年までに航空エンジン部品46種を納品する契約を交わしたと発表した。契約規模は3億米ドル(約326億円)。韓国メディアが伝えた。
ハンファエアロが供給するのは、GEの最新エンジン「GE9X」向けの高圧圧縮機ケースなど6種と、「LEAP」エンジン向けの高圧タービンケース類など40種。GE9XはGEが開発中の先端エンジンで、2020年からボーイングの大型航空機「777X」に搭載される。
GEに供給する部品は昌原工場(慶尚南道)やベトナム工場などで生産する計画だ。
ハンファエアロは今月、ロールスロイスともエンジン部品供給契約を交わした。過去5年間での航空機エンジン部品受注額は累計201億米ドルを超えている。
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