インドネシアのルフット調整相(海事・投資担当)は13日、現代自動車が国内で電気自動車(EV)を生産する計画について、今月下旬にも同社と契約を調印すると明らかにした。投資額は10億米ドル(約1,087億円)規模になるという。
ルフット調整相は国会に出席後、記者団に対し、韓国・東南アジア諸国連合(ASEAN)特別首脳会議などに出席のため24日に韓国に出発するジョコ大統領に同行することを明らかにし、「現代自動車とは、翌25日か26日に投資に関して契約を交わす」と述べた。
ルフット調整相によると、現代自動車は、西ジャワ州カラワン県の近隣地にEV生産工場のための用地を確保する。敷地面積は600ヘクタール規模という。
現代自動車による国内生産計画をめぐっては、アイルランガ産業相(当時)が6月、韓国のソウルで同社の朴弘裁(パク・ホンジェ)副社長と会談したのに続き、7月下旬には現代自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)総括首席副会長ら首脳陣がジャカルタを訪れてジョコ大統領と会談している。
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