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催涙ガス、子どもや高齢者への影響に注意

香港政府衛生署衛生防護センター(CHP)は7日、警官隊がデモ隊の強制排除を目的に使用している催涙ガスについて、長期間さらされた場合、生理的、心理的影響が生じる恐れがあるとして注意を促す通知を出した。子どもや高齢者、呼吸器疾患の患者などは特に注意が必要とし、催涙ガスを吸い込むなどして不快感が続いた場合は医療機関を受診するよう呼び掛けた。

CHPは、催涙ガスに触れたり吸い込んだりした場合、化学物質の作用で目やその他粘膜に刺すような痛み、焼けつくような感覚、胸部の圧迫感、頭痛などを引き起こす恐れがあると指摘。こうした症状は短時間で消失するが、催涙ガスに長期間さらされた場合の健康被害に関するデータが十分になく、影響は読み切れないとしている。

同センターは、催涙ガスに触れた際は、せっけんなどで洗ったり清潔な衣類に着替えたりする必要があると指摘。家具などに付着した場合は、マスクやゴム手袋を着用した上でせっけん水を使って拭き取るのが望ましいとした。残留物の蒸発や浮遊を防ぐため、お湯を使った拭き取りや高圧洗浄機、ほうきなどの使用は控えるよう呼び掛けた。

授乳期の母親への影響についても、国際的なガイドラインはなく、はっきり分かっていないと説明。乳児に母乳を与える前には洗髪や皮膚の洗浄を徹底し、乳児にガスの残留物が接触することがないよう注意を求めている。

10日付明報によると、警官隊は「逃亡犯条例」の改正案をきっかけとした抗議活動が始まった6月以降、約6,000発の催涙弾を使用している。


関連国・地域: 香港
関連業種: マクロ・統計・その他経済社会・事件

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