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桃園空港で事故多発、駐機場不足も要因

台湾桃園国際空港では2019年に入り、地上事故が相次いでいる。事故多発の背景には、発着便の増加や旅客便向け駐機場(エプロン)の深刻な不足もあるとみられ、台湾交通部(交通省)は事故の調査や地上職員の作業工程の見直しを進め、近く詳細をまとめる方針だ。14日付聯合報などが伝えた。

桃園空港では今年に入ってから現在までに、地上事故が8件発生。国際水準を上回る頻度とされる。8件の大半は人為的ミスと機械・設備の不具合が原因だが、発着便が増加する一方で駐機場は拡張されておらず、駐機場の回転率が上がり続けていることが事故発生の一因との指摘もある。

桃園空港は利用が急拡大しており、1日当たりの発着数は14年に延べ572便だったが、18年は701便、今年1~8月は730便にそれぞれ増加した。一方で同空港は近年、ターミナルビルの増築などに伴い、一部駐機場を閉鎖している。同空港の駐機場は69カ所。

桃園空港の運営会社によると、駐機場1カ所当たりでは約3時間に機体1機、1日に8機を収容するのが合理的な水準だが、同空港では今年に入り、過去最多の1日12機を収容している。成田国際空港に比べて2倍の水準だ。

機体の到着が遅延、前倒しした場合に発生する駐機場の変更は従来、1日当たり30機でも多いとされていたが、同空港では数年前に約100機へと増え、今年に入ってからは200機に上ったこともある。駐機場の変更は地上職員の負担が増す要因の一つとされる。

交通部は地上事故に関する調査を進め、事故原因の究明や改善改善方法、地上職員の作業工程変更の是非、設備・設計上の問題の有無などについて報告をまとめる方針。処罰の厳罰化も検討するという。


関連国・地域: 台湾
関連業種: 運輸マクロ・統計・その他経済社会・事件

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