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地場企業の景況感、4Qは2年ぶり低水準

シンガポール商業信用調査所(SCCB)が16日発表した2019年10~12月期の景況感指数(BOI)はプラス4.82となり、2年ぶりの低水準を記録した。米中貿易摩擦などで世界経済の先行きが不透明な中、製造業と卸売業で悲観的な企業が多かったことが影響した。

SCCBは四半期ごとにシンガポールの主要産業の企業を対象に、◇売上高◇純利益◇在庫◇販売価格◇新規受注◇雇用――の6項目について、次の四半期の見通しを調査している。BOIは楽観的な見通しを示した回答者の比率から、悲観的な回答者の比率を差し引いて算出。プラスは楽観的見方が上回っていることを示す。

10~12月期のBOIは、前年同期のプラス9.19を大きく下回った。前期はプラス6.91だった。

項目別では、販売価格がマイナス3.33だった。売上高、純利益、在庫、新規受注の4項目はプラスだったものの、前期および前年同期から数値は低下した。雇用は前期から低下した。

主要産業のうち、卸売業は全6項目中5項目でマイナス。製造業は全6項目中4項目でマイナスとなった。

SCCBの親会社である米系信用調査会社ダン・アンド・ブラッドストリート(D&B)・シンガポールのオードリー・チア最高経営責任者(CEO)は「貿易の影響を受けやすい製造業や卸売業の景況感は不調だったが、建設や運輸、サービス業は、年末までは好調を維持する見込みだ」と述べた。


関連国・地域: シンガポール
関連業種: マクロ・統計・その他経済

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