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テイクオフ:オフィスの休憩室にある…

オフィスの休憩室にあるテーブルは、日本から出張者が来た翌日、土産物でいっぱいになる。

遠く離れた土地で暮らす同郷の社員に、なじみ深い味を届けたい。そんな配慮からか、土産は日本の菓子が多い。それに対するインド人社員の反応がおもしろい。手が伸びるのは決まって甘いもので、チョコやカステラ類からなくなっていく。意外な人気はかりんとう。あの見た目は受け付けないだろう思っていたら、「いける」とチャイと一緒に食べている。

反対に、せんべい、八ツ橋、酢昆布などのつまみものは反応がにぶい。抹茶入りの菓子も、一口か二口でやめてしまう。慣れない味や食感に舌がついていかないのかもしれない。菜食主義だが魚介類はときどき食べるという社員は、たらの薫製をかじって「(肉を)食べてしまった」と苦い顔をしていた。それは魚だと思ったが、話が長くなるので言わないでおいた。(成)


関連国・地域: インド
関連業種: 社会・事件

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