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英プルーデンシャル、香港を地政学リスクに

英生命保険大手プルーデンシャルは2019年6月中間期の決算報告書で、香港情勢を「地政学リスク」一覧に加えた。6月から続く「逃亡犯条例」改正案を巡る抗議活動が、現在も収束していないためという。15日付明報が伝えた。

一覧では、このほか◇英国の欧州連合(EU)離脱問題◇米中間の政治情勢◇中東情勢の激化がもたらす持続的な脅威◇朝鮮半島情勢――を列挙。これらのリスクはいずれも、広範な影響を及ぼし得ると注意を喚起した。

同社のマイク・ウェルズ最高経営責任者(CEO)は決算説明の電話会議で「香港の抗議活動は6月に始まったため、上期業績への影響は軽微だった」とする一方、引き続き情勢を注意深く観察していくと強調した。4月に香港で販売を始めた医療保険や年金保険に関しては、市場需要も高く、普及ペースも速いと話した。

また、中国本土事業の状況に触れ、中国中信集団(CITIC)と合弁で展開する保険事業が理想的な業績を上げており、米中貿易摩擦の大きな影響はみられないとし、「依然として発展の余地は大きい」と述べた。

同社の今年上半期(1~6月)の香港事業の営業利益は前年同期比29%増の2億6,000万ポンド(約330億円)だった。年換算保険料(APE)収入は5%増の8億3,000万ポンドで、うち63%が本土からの顧客向け販売だった。


関連国・地域: 香港欧州
関連業種: 金融社会・事件

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