• 印刷する

労働生産性の伸び顕著、近隣国との差縮小へ

ベトナム統計総局(GSO)は7日、2011~18年の労働生産性の年率成長率が、東南アジア諸国連合(ASEAN)6カ国で最高だったと発表した。一方、経済規模が比較的小さく、人材開発や製造業の設備導入などで出遅れ、経済発展で先行する国との差は大きい。巻き返しに向けた施策が必要との見方を示した。

11年購買力平価(PPP)ベースの国内総生産(GDP)から割り出した労働生産性(労働者1人当たりのGDP)は、11~18年にベトナムが年率4.8%増えた。伸び率は以下、フィリピン(4.4%)、インドネシア(3.6%)、タイ(3.2%)、マレーシア(2.0%)、シンガポール(1.4%)の順だった。

ベトナムの昨年の労働生産性は、前年比6%増の4,521米ドル(約48万円)。ASEAN加盟国と比べると、シンガポールがベトナムの13.7倍で、マレーシア(5.3倍)、タイ(2.7倍)、インドネシア(2.2倍)とも差が大きかった。

ベトナムの労働生産性を産業別に見ると、昨年は工業・建設業が1億3,100万ドン(約59万8,000円)、サービスが1億1,830万ドン、農林水産業が3,980万ドン。11~18年の年率成長率は、それぞれ3.0%、3.1%、5.2%。伸び率が大きいものの、農林水産業の生産性はまだ低い状態だ。

GSOは、ベトナムの経済規模がまだ小さく、自動化や人材開発などで他国に出遅れていると指摘した。また、中小企業が法人数の98%を占め、各組織の効率向上でも課題が多いとみている。


関連国・地域: タイベトナムマレーシアシンガポールインドネシアフィリピン
関連業種: マクロ・統計・その他経済雇用・労務

その他記事

すべての文頭を開く

建機部品のアジア輸出拠点へ 伊藤鋳造鉄工所、新工場で加工も(09/23)

日東メディック、ミャンマーに点眼剤を輸出(09/23)

車整備業の将来を解説、東京海上日動セミナー(09/23)

韓国自動車部品エスモ、北部に工場を開設(09/23)

ベトソブペトロ、高層住宅開発を中途放棄(09/23)

集合住宅の基準草案、最小25平方メートル(09/23)

熱延コイル関税、財務省が引き上げを撤回(09/23)

太陽光発電の新FIT価格案、全国一律に(09/23)

フィンマ、ベトナムのセメント会社に出資(09/23)

ビンタン第4火力発電所、拡張工事が完工(09/23)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

NNAからのご案内

出版物

SNSアカウント

各種ログイン