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静岡県島田市、地元マラソン大会と姉妹提携

静岡県島田市は12日、市で毎年10月に開催しているマラソン大会「しまだ大井川マラソンinリバティ」について、シンガポールの大型マラソン大会「スタンダード・チャータード・シンガポールマラソン」を運営するアイアンマン社と姉妹レース協定を締結した。島田市が海外のマラソン大会と提携するのは初めて。海外からの参加者を増やし、インバウンド(訪日外国人)誘致を進めたい考えだ。

協定には、しまだ大井川マラソンとシンガポールマラソンの2019年度の優秀選手を20年度の大会に相互に派遣することを盛り込んだ。翌年度以降も継続的に派遣する計画だ。また双方の大会で相手先のイベントへの参加を促すPRを行う。

12日にはシンガポールで協定締結式が行われ、島田市の染谷絹代市長とアイアンマンの地域統括ディレクター、ティボー・ベラール氏が調印した。

日本国内では全国で1,800を超えるマラソン大会が開かれている中、島田市では大井川マラソンを今後も持続的に開催していく方策の一つとして、日本国外から参加者を募り、大会参加者を増やすとともに観光交流を促進する取り組みを進めている。今回の協定締結はこの一環となる。

しまだ大井川マラソンには、韓国や香港、中国、台湾などから参加する人もおり、島田市ではシンガポールとも市民レベルでの交流拡大を進めたい考え。市でシンガポールマラソンへの参加者を募り、ツアーを催行する計画もあるという。

島田市は、シンガポールの卓球代表チームと20年東京五輪の事前合宿に関する協定を結んでおり、既に同チームが島田市を訪問している。またシンガポールには静岡県東南アジア駐在員事務所があり、こうした背景も今回の協定締結を後押しした。

アイアンマンのベラール氏によると、シンガポールマラソンが日本の都市と姉妹提携を結ぶのは今回が初めて。海外のマラソンイベントではこれまで、オーストラリアやマレーシアなどの大会と提携したが、現時点での協定締結先はしまだ大井川マラソンだけという。

島田市の染谷市長はNNAに対し、「(島田市と牧之原市にまたがる場所にある)静岡空港は、日本全国の地方管理空港の中で外国人の出入国数が最も多い。今回の提携を通じてインバウンド誘致をさらに進めたい」と話した。

しまだ大井川マラソンは、今年で11回目を迎える。大井川河川敷のマラソン専用コース「リバティ」や旧東海道の街並みを走る大会で、実行委員会の事務局は島田市産業観光部観光課内にある。今年の定員はフルマラソンが8,000人、10キロメートルの部が1,600人だ。

シンガポールマラソンは毎年12月に開かれている。アジア最大規模のマラソンイベントとして知られており、フルマラソン、ハーフマラソン、10キロメートル、5キロメートルのコースがある。

参加者は約5万人に上り、海外からの参加者も少なくない。日本からは毎年400人超が参加しており、年々増加傾向にあるという。

静岡県島田市は、シンガポールマラソンを運営するアイアンマンと姉妹レース協定を締結した=12日、シンガポール中心部(NNA撮影)

静岡県島田市は、シンガポールマラソンを運営するアイアンマンと姉妹レース協定を締結した=12日、シンガポール中心部(NNA撮影)


関連国・地域: シンガポール日本
関連業種: 観光マクロ・統計・その他経済社会・事件

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