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テイクオフ:甘いマスクからは想像し…

甘いマスクからは想像しにくいが、その手腕は確かかもしれない。マニラ市長のイスコ・モレノ氏が、就任からすぐにトンド地区のディビソリアで露店の取り締まりに動いた。ごみが散乱し、地元住民でごった返しているマーケット(市場)は、ようやく地面が見えるほどに片付けられた。

俳優になる前、ゴミ収集作業員だったことがあるというモレノ氏。なるほど、その経歴からすると、本当にこの問題に業を煮やしていたのかもしれない。が、元大統領で前マニラ市長だったエストラダ氏との違いを全面に押し出していることから、露店摘発は格好のアピールだったともとれる。

地元紙によると、ディビソリアの露店取り締まりは昔からあったが、その後、露店を再び認めたことで元のもくあみになった経緯がある。モレノ氏は歴代市長との差別化を図ることができるだろうか。判断するには、もう少し時間が必要になりそうだ。(D)


関連国・地域: フィリピン
関連業種: 社会・事件

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