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豪競争委がサムスンを提訴、誤解招く広告で

オーストラリア自由競争・消費者委員会(ACCC)がこのほど、韓国サムスン電子がオーストラリア国内で展開するスマートフォン「ギャラクシー」の広告の中で、商品の耐水性に関して消費者に誤解を与えたとして、同社を提訴する方針を明らかにした。5日付オーストラリアンが報じた。

該当の商品には、2016年から19年に製造された「S10e」「S10」「S9」「S8」「S7」「ノート9」などが含まれる。サムスンは16年2月以降に開始した300件以上に上る広告キャンペーンの中で、ギャラクシー商品が「深さ1.5メートルの水の中で30分間の耐水性がある」とうたい、海やプールの中、もしくは周辺で携帯電話を使用している様子を描写した広告を使用していた。

ACCCはサムスンの広告について、「こうした主張を裏付ける合理的根拠はない」と指摘。ACCCのシムズ会長は、消費者からギャラクシーに関する苦情が殺到したために対応を取らざるを得なかったと述べ、「この問題を調査し始めた時点で、サムスンでは月に100件以上の苦情を受けていた」と話した。

サムスンのオーストラリア法人は今回の件について、自社の広告やマーケティング内容を支持するとして裁判で争う姿勢を示すとともに、「顧客に対しては、消費者法と製造保証に基づき、無料の修理を提供している」と反論した。

しかしACCCのシムズ会長は、サムスンが一部の顧客に返金や商品の交換などを行っているものの、すべてのケースでこうした対応を取っているわけではないとし、「同問題におけるサムスンの対応は一貫しておらず、携帯電話が壊れたという一部の利用者に対する保証を拒否したケースもあった」と指摘している。


関連国・地域: 韓国オーストラリア
関連業種: その他製造IT・通信マクロ・統計・その他経済

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