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再春館製薬所、19年は売上高2.5億円目指す

漢方薬や化粧品の製造・販売を手掛ける再春館製薬所(熊本県益城町)は13日、タイにおける基礎化粧品「ドモホルンリンクル」の発売1周年記念式典をバンコクで開催した。紫外線レベルが日本を上回り、肌にも悪影響を与えるとされる大気汚染が進むタイで商品を売り込み、2019年は新規会員数5,000人、売上高2億5,000万円を目指す。

「ドモホルンリンクル」発売1周年記念式典に出席した再春館製薬所海外事業部の山田総経理(左)、サイシュンカン・ファーマシューティカル(タイランド)の繁松社長(右)ら=13日、バンコク(NNA撮影)

「ドモホルンリンクル」発売1周年記念式典に出席した再春館製薬所海外事業部の山田総経理(左)、サイシュンカン・ファーマシューティカル(タイランド)の繁松社長(右)ら=13日、バンコク(NNA撮影)

同社は17年11月、バンコクに全額出資子会社サイシュンカン・ファーマシューティカル(タイランド)を設立。18年6月にドモホルンリンクルの販売を開始し、スクンビット・ソイ24に「ドモホルンリンクル・エクスペリエンス・スペース」も開設した。

日本と同じくシワ・シミ専門の基礎化粧品8点を販売。熊本県の本社で電話やインターネットを通じて注文を受け、日本から発送している。価格は、日本と同水準の1,800~4,500バーツ(約6,250~1万5,600円)。日本のコールセンターには、タイ語対応のスタッフを置いている。

再春館製薬所海外事業部の山田暢史総経理は、タイでの発売から1年で無料セットの体験者が10万人に上り、会員数は2,000人に達したと説明。「タイの消費者の強い期待をひしひしと感じている」と話し、今後の会員数の増加に期待を示した。

サイシュンカン・ファーマシューティカル(タイランド)の繁松英輔社長はNNAに対し、「価格の設定上、所得が平均より上の富裕層が主なターゲットとなるが、それにこだわらず、経済的に余裕がない消費者の肌の悩みにも応えていきたい」とコメント。19年は新規会員数5,000人、売上高2億5,000万円を目標としていると明らかにした。

■既存会員の半数以上が首都圏在住者

現在、既存会員の半数以上をバンコク首都圏在住者が占め、残りは全国に散らばっている。会社と商品を周知させるため、ほぼ毎日テレビコマーシャルを放送するほか、会員制交流サイト(SNS)「フェイスブック」を活用し、オフラインとオンラインの両方でマーケティング活動を展開している。

同社にとって、タイは香港、台湾に次ぐ海外3カ国・地域目、東南アジアでは初の進出先となった。繁松社長は今後の海外展開について、「次の進出先は決まっていない」とコメント。「まずはタイで事業を根付かせることが最優先だ」との考えを示した。


関連国・地域: タイ日本
関連業種: 医療・医薬品化学小売り・卸売り

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