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運転手5千人のグラブ登録停止、デモ発生

ハッチバック・コミュニティーは9日、グラブの発表通りなら運転手8,000人が運輸サービスを提供できなくなると、苦境を訴えた(インクワイラー提供)

ハッチバック・コミュニティーは9日、グラブの発表通りなら運転手8,000人が運輸サービスを提供できなくなると、苦境を訴えた(インクワイラー提供)

東南アジアの配車アプリ最大手グラブは10日、フィリピン当局の規定を満たせなかった運転手5,000人のアプリ利用を停止させた。運輸サービスの提供ができなくなった運転手は翌11日に抗議活動を展開。営業認可の更新の要件が厳しすぎるとして、フィリピン政府に善処を求めた。地元各紙が報じた。

現地法人グラブ・フィリピンの広報担当者によると、10日深夜までに、運転手の一部のアカウントを停止させた。対象となったのは、◇ハッチバック車でサービスを提供◇サービスを提供する車両の製造年が2015年以前◇配車アプリを活用して自家用車で乗客を輸送する「運輸ネットワーク車両サービス(TNVS)」として陸運統制委員会(LTFRB)に登録する手続きを6カ月以内に行わなかった――などに当てはまる運転手。LTFRBの規制に準じた措置と説明した。グラブは当初、8,000人のアプリ利用を停止させると発表していたが、10日までにTNVSの登録申請書類を提出した3,000人については措置を見送った。

ハッチバックにより運輸サービスを提供する運転手の団体「ハッチバック・コミュニティー」は9日、同団体の会員1,000人が登録停止の対象になると明らかにしていた。TNVSとしての登録・更新の必要書類には、銀行から有料で取得しなければならないものもあり、他の要件も厳しすぎるとして、緩和を求めた。

11日には、登録停止となった運転手が、マニラ首都圏ケソン市のLTFRB本部などに詰め掛け、抗議した。グラブは、14日までケソン市に運転手の支援窓口を設ける。

グラブ・フィリピンは、TNVS登録書類の不備などを理由に、今回を合わせ1月から計1万5,000台分について登録を停止した。現在の登録台数は約4万5,000台。LTFRBは9日、新たに1万台分のTNVS登録の受付を開始している。


関連国・地域: フィリピン
関連業種: 自動車・二輪車運輸IT・通信

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