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石油燃料車、50年に全面禁止も=民間予測

中国は2050年までにガソリンや軽油など従来型エネルギーを燃料とした自動車を全面的に禁止できるとする予測が、民間の研究リポートによって示された。大都市に限った場合、30年までに全ての自家用車が新エネルギー車(NEV)になると見通している。経済観察報(電子版)が21日伝えた。

米国の民間非営利団体(NPO)である天然資源保護協議会(NRDC)など、国内外の研究機関やシンクタンクが昨年1月から共同研究を進めてきたもので、20日に北京でリポートを発表した。中国政府当局による政策決定の参考となることを望んでいるという。

リポートではまず、NEVへの全面移行が最も早く完了するのは路線バスやタクシー、清掃車などの公共車両だとして、その時期については30年を予測。自家用車は北京、上海、広州、深セン、天津、南京といった大都市に限れば30年、全国では40年までにNEV化が実現するとの見方を示した。最終的には50年までに、トラックや長距離バスなどの商用車も全てNEV化できるとみている。

工業情報省(工情省)の辛国斌次官は17年9月、従来型エネルギーを燃料とする自動車の生産、販売停止に向けたスケジュールの策定作業に着手したと表明したが、現在まで政府としての公式な工程表は示されていない。業界関係者からは「新車市場が低迷している状況で従来型エネルギー車の禁止日程を示せば、消費者マインドに悪影響を及ぼす」としてスケジュールの明確化に反対する声もある。


関連国・地域: 中国-全国
関連業種: 自動車・二輪車マクロ・統計・その他経済

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