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タイ中銀、香港金管局とフィンテックで提携

タイ中央銀行(BOT)は15日、香港金融管理局(HKMA)との間で、フィンテック(ITを活用した金融サービス)を中央銀行業務に導入していくための調査研究を共同で進めることで合意したと発表した。中央銀行デジタル通貨(CBDC)の発行に向けて、両者の知見を共有していくことなどを検討している。

BOTのウィラタイ総裁と、HKMAの陳徳霖(ノーマン・チャン)総裁が12日、スイスのバーゼルで覚書(MOU)を交わした。

CBDCの発行やブロックチェーン(分散型台帳)技術の導入に向けては、BOTが「インタノン」、HKMAが「リオンロック」と名付けた調査研究プロジェクトを自国・地域の民間銀行などと共同で進めている。両者はまず、双方のプロジェクトに関する知識や経験を共有していくという。

発表によると、インタノンには、ブロックチェーンの開発を手掛ける米フィンテック企業のR3や、タイ国内の8銀行が参加し、卸売りなどの大口決済にデジタル通貨を導入する初期的な実証実験を始めている。一方、リオンロックには、HKMAと、香港ドル紙幣を発行する香港上海銀行、スタンダードチャータード銀行、中国銀行(香港)の3発券銀行やR3などが参加し、銀行間(インターバンク)の決済にCBDCを導入するプラットフォームの開発などを目指した研究を進めている。

BOTのウィラタイ総裁は声明で「中央銀行の業務に技術革新を取り入れることは、金融サービスの質を飛躍的に高め、すべての人に恩恵が及ぶことになる」と提携の成果に期待を表明。HKMAのチャン総裁は「BOTとの長年の協力関係を次のステップに進めることができ、たいへん喜ばしい」と語った。


関連国・地域: 香港タイ
関連業種: 金融IT・通信

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