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ASXの分散型台帳技術導入、競争委が監視

オーストラリア証券取引所(ASX)による株取引決済管理の分散型台帳技術(DLT)利用の新システムへの移行について、オーストラリア自由競争・消費者委員会(ACCC)が、ASXの移行に関する情報公開が不十分として、監視を強めていることが分かった。新システムへの移行による競争上の問題が指摘されているという。16日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。

現行の決済システム「CHESS(クリアリング・ハウス・エレクトロニック・サブレジスター・システム)」からDLTへの移行により、株取引市場は年間約10億豪ドル(約800億円)の決済コストの削減を見込んでいる。だが、多くの関係者は過去25年使ってきたCHESSからDLTへの移行に伴う、システムへの接続に必要なソフトウエアのアップデートのコストを懸念しているという。オーストラリア株主協会(ASA)やオーストラリア投資家関連協会(AIRA)などから成る、証券登録各社を代表するワーキンググループは、「データの民主化が目的だったはずがデータの集約化となっている」とし、ASXはCHESSのアップグレードを利用して清算でも独占権を拡大しようとしていると批判している。ASXの決済・清算の独占はこれまでも指摘されてきた。

これを受けASXは先週、新システムへの移行に関して利害関係者らに現状を説明するための会合を開いた。ASXは、「当局の規制は認識しており、今後もワーキンググループや顧客とのコミュニケーションの改善を図っていく」としている。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 金融IT・通信

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