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メタノール車の実用化加速、内陸4省中心に

中国工業情報省(工情省)、国家発展改革委員会(発改委)など中央8部門はこのほど、メタノール自動車の実用化加速に向けた指導意見を公布した。環境負荷が小さい自動車燃料の一つとしてメタノールの応用を拡大し、経済成長の新たな原動力となる産業に育成していく考えだ。

メタノール燃料は石炭から製造できるため、石油資源の対外依存度が高く、石炭資源は豊富な中国での普及に適しているとされる。指導意見では、過剰生産や環境汚染などの問題を抱える石炭産業の構造転換とメタノール車の実用化を連動させ、内陸の石炭産地である山西、陝西、貴州、甘粛の4省を中心にメタノール100%燃料自動車の応用を加速する方針を示した。

具体的な普及策としては、各地政府が公用車やタクシー、短距離バスなどを中心にメタノール車の導入を促進し、環境基準を満たすメタノール車の購入と運用への優遇政策を整備する。メーカーにはメタノール車やその専用部品の生産能力と技術を引き上げるよう働きかけ、メタノールを燃料とするハイブリッド車(HV)、燃料電池車(FCV)、レンジエクステンダー(航続距離延長装置)搭載電気自動車(EV)の開発を奨励する。

中国政府は2012年から一部の省・直轄市をメタノール車の実証実験地域に指定し、政策判断の基礎となるデータ収集などを行ってきた。今回、そうした取り組みを踏まえて今後の発展指針が示されたことで、メタノール車の普及に弾みがつくことも予想される。

指導意見の詳細は工情省のウェブサイト<http://www.miit.gov.cn/n1146295/n1652858/n1652930/n3757016/c6684042/content.html>で確認できる。


関連国・地域: 中国-全国
関連業種: 自動車・二輪車化学天然資源マクロ・統計・その他経済

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