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EMデバイス、車載用パワーリレー生産強化

車載用電子部品の製造・販売を手掛けるEMデバイス(宮城県白石市)は今年、フィリピン工場に10億円以上を投じ、パワーリレーの生産ラインを増設する。パワーリレーは、電動ウインドーや電動シートなどに使われる電気回路のオンとオフの切り替えを行う機器で、自動車の電装化による需要拡大が見込めるためだ。

現地子会社EMDテクノロジーズ・フィリピンズは、ラグナ州カランバの工業団地「ライト・インダストリー&サイエンス・パーク2(LISP2)」にある工場で、生産ラインを1ライン以上増設する計画。2017~18年には40億~50億円を投じ、4ラインを増設した。

パワーリレーは、小型車1台当たりに20個以上が使われている。同社はフィリピンで年間3億個以上を生産しており、単一工場としては世界最大規模。フィリピンではカランバのほか、第2工場をバタンガス州タナウアンに構えている。

EMデバイスの広報担当者はNNAに対し、「欧米系サプライヤー向けが売上高の7割を占めている一方、日系メーカーの割合は1割程度。欧米系のシェアを維持しつつ、日系メーカーの海外生産分を狙っていきたい」と話した。

同社は、17年にNECトーキン(現トーキン、宮城県白石市)から独立した。17年度(17年4月~18年3月)の売上高は210億円。18年度も前年並みを目標としている。


関連国・地域: フィリピン日本
関連業種: 自動車・二輪車建設・不動産マクロ・統計・その他経済

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