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豪1月失業率、5.0%で横ばい

豪政府統計局(ABS)が21日に発表した、オーストラリアの1月の失業率(季節調整値)は、5.0%と前月から横ばいだった。フルタイム就業者数が大きく伸びたものの、求職者が増えたことなどが要因となり失業率の改善にはつながらなかった。また、州によって雇用市場の状況に差が開いていることが明らかになっている。

失業者数は、前月比6,600人増の67万3,500人となった。失業者のうち、フルタイム求職者は同2,700人増の46万1,600人となった。一方、パートタイム求職者数は、同3,900人増の21万1,900人となった。男女別の失業率は、男性は4.9%と前月から横ばいとなり、女性は0.2ポイント悪化の5.2%だった。

州別の失業率は、ニューサウスウェールズ州が3.9%(0.4ポイント改善)、クイーンズランド州が6.0%(0.1ポイント改善)とそれぞれ改善した。一方、タスマニア州は7.0%と1.0ポイント悪化したほか、◆西オーストラリア州:6.8%(0.4ポイント悪化)◆ビクトリア州:4.5%(0.3ポイント悪化)◆南オーストラリア州:6.3%(0.4ポイント悪化)――となった。

就業者数は1,275万1,800人となり、内訳は、フルタイム就業者が874万3,100人と6万5,400人増加した一方、パートタイム就業者は400万8,700人と2万6,300人減少した。

また、1カ月当たりの総労働時間は約0.4%増の17億6,640万時間、労働参加率は0.1ポイント増の65.7%だった。

日本のリクルートが運営するオンライン人材サービス会社インディードのエコノミスト、ピッカーリング氏は「労働時間の増加を望む人の数などを考慮した未活用労働指標が依然として13.3%と高いことから、賃金上昇率が3%を上回ることは向こう数年間見込めない」との見方を示した。一方、オーストラリア・ニュージーランド銀(ANZ)のエコノミストは「各主要指標をかんがみると、緩やかな速度ではあるが今後も雇用市場の改善が見込まれる」としている。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: マクロ・統計・その他経済雇用・労務

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