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計測機器の致茂、イスラエル企業の株20%取得

バッテリーや電子部品など各種デバイスの計測機器を手掛ける致茂電子(クロマ)は11日に開いた董事会(取締役会)で、半導体やプリント基板の検査装置を手掛けるイスラエルのCamtek(キャムテック)の発行済み株式20%を取得する方針を決めた。計測技術に関する特許を持つキャムテックとの戦略提携を目指す。

12日付経済日報が伝えた。致茂電子は、イスラエルのPriortech(プライアテック)が所有するキャムテック株611万7,440株を買い付けるほか、キャムテックが発行する新株も取得する。投資総額は7,400万米ドル(約82億円)で、今年第2四半期(4~6月)にも取引を完了する見通し。

致茂電子の黄欽明董事長は、今回の出資について「キャムテックが持つ白色を用いた三角測量技術に関する特許に着目した。キャムテックと戦略提携できれば、自社の3D光学計測能力の向上につながる」と説明した。今後、キャムテックが所有する三角測量技術と2D光学計測技術について、ライセンス供与による技術移転を受ける計画という。黄董事長はまた、「今後は共同で金属表面や太陽電池などの測量に技術を応用する。また高精密度や大型の物体の計測も手掛けたい」と述べた。

致茂電子は、近く開催する業績説明会でキャムテックへの出資について詳細を説明する予定。

キャムテックは、「新たに重要な株主が増える」とコメントした上で、「致茂電子との戦略提携は、台湾市場への展開や半導体以外の市場拡大につながる」と期待を示した。


関連国・地域: 台湾中東
関連業種: その他製造金融IT・通信

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