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マイクロソフト、豪の医療IT事業拡大へ

米マイクロソフトが、オーストラリアでの医療IT(情報技術)事業拡大を計画している。同社は、オーストラリアで現在、実務における医療データの使用が急速に伸びていることに着目し、同社の数十億米ドル規模に上るクラウド技術を基盤としたテクノロジーの導入を進め、サービスの改善を支援する。12日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。

マイクロソフトは8日、米国フロリダ州で行われた医療情報管理システム協会の会合で、クラウド環境で簡単に医療情報をやり取りすることが可能なシステムや、高度な精密医療に対する人工知能(AI)の適用などを含む、医療現場で横断的に協働するためのコミュニケーション能力を拡張する製品について発表。同社の医療ソリューションは、既に142カ国に16万9,000件の顧客を有しているという。

オーストラリアでは現在、オーストラリア・IBD(炎症性腸疾患)・コンソーシアムのメンバーが同社の医療プラットフォームを使用。ロイヤル・アデレード病院でIBD分野の代表代理を務めるアンドリュース氏は、クローン病のように患者が入退院を繰り返す病気は、患者データの追跡が難しかったが、クラウドベースのサービスにより管理能力が向上し、コスト削減にもつながったと話す。

マイクロソフトのピーター・リー副社長は「オーストラリアはコスト削減や労働環境の向上を求める米国や欧州と状況がよく似ている」とし、成長市場として注目していると話している。


関連国・地域: オーストラリア米国
関連業種: 医療・医薬品IT・通信

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