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18年の豪LNG輸出、23%増で過去最高

オーストラリアの液化天然ガス(LNG)輸出量が、2018年に6,950万トンと過去最高となり、前年比23%増になったことが分かった。国際石油開発帝石(INPEX)がオペレーターを務める、オーストラリアのイクシス液化天然ガス(LNG)プロジェクトなど複数のLNGプロジェクトが生産を開始したことが背景。これにより、LNGによる輸出額は同68%増の約433億豪ドルに拡大したと推計されている。14日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。

オーストラリアでは昨年、イクシスLNGプロジェクトのほか、米石油大手シェブロンが西オーストラリア(WA)州オンスロー近郊で進めるウィートストーン(Wheatstone)LNGプロジェクトが生産を開始、英蘭系ロイヤル・ダッチ・シェルがオペレーターを務める、WA州のプレリュード液化天然ガス(LNG)も昨年12月に生産を開始した。調査会社エナジークエストによれば、ウィートストーンLNGの生産拡大が全体を押し上げたとしている。

また、国内LNGプロジェクトで最も輸出量が多かったのは、石油大手ウッドサイド・ペトロリアムがオペレーターを務めるWA州の北西大陸棚LNGプロジェクトで1,728万トンとなり、シェブロンがオペレーターを務めるゴーゴンLNGプロジェクトが1,552万トンで続いた。

一方、3件のLNGプロジェクトが稼働しているクイーンズランド州からのLNG輸出は、連邦政府が国内東部のガス不足を懸念して、国内供給優先を義務付ける輸出制限の枠組み実施をちらつかせたことなどで、前年比で30万トンの輸出増加にとどまった。

■日本向けが43%

国別では、オーストラリア産LNGの43%は日本向けだった。中国向けも拡大しており、昨年11月に同国が輸入したLNGの46%はオーストラリア産だった。

エナジークエストは、プレリュードLNGが本格的な生産を開始し、イクシスLNGやウィートストーンLNGの生産が安定することから、今年のLNG生産量がさらに拡大すると予想している。

■ウィートストーンLNGが国内供給

ウィートストーンLNGは、同プロジェクトとしては初めてWA州の国内市場向けにパイプラインを通じて供給を行う計画だ。実際のガス販売は1~3月中に実現したいとしている。


関連国・地域: オーストラリア日本
関連業種: 天然資源マクロ・統計・その他経済

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