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豪11月小売り0.4%増、ブラックフライデー効果

豪政府統計局(ABS)は11日、11月の小売売上高(季節調整値)が前月比0.4%増の271億1,510万豪ドル(約2兆1,155億円)だったと発表した。世界最大規模で安売りが展開されるブラックフライデーにより、衣服・靴・アクセサリーが1.5%増となったほか、3部門で売上高が拡大した。ただ、衣類や家庭用品への支出は12月のピークが前倒しになった可能性があり、来月の売上高は伸び悩むとの見方も出ている。

項目別では、衣服・靴・アクセサリーが21億6,920万豪ドルとなったほか、◆家庭用品:46億7,750万豪ドル(1.2%増)◆デパート:15億7,330万豪ドル(0.4%増)◆食品:110億140万豪ドル(0.2%増)――とそれぞれ増加した。一方減少したのは、◆カフェ・レストラン・持ち帰り食品サービス:38億580万豪ドル(0.1%減)◆その他:38億8,780万豪ドル(0.1%減)だった。

地域別では、ニューサウスウェールズ州が86億7,980万豪ドルで0.8%増となったほか、◆首都圏特別区(ACT):5億1,040万豪ドル(1.6%増)◆西オーストラリア州:28億5,700万豪ドル(0.6%増)◆クイーンズランド州:54億160万豪ドル(0.4%増)◆ビクトリア州:70億9,120万豪ドル(0.1%増)――とそれぞれ増加した。一方減少したのは、◆北部準州:2億5,730万豪ドル(0.9%減)◆タスマニア州:5億4,720万豪ドル(0.2%減)――だった。南オーストラリア州は17億7,050万豪ドルで横ばいだった。

オーストラリア・ニュージーランド銀(ANZ)のエコノミストは、市場予測の0.3%を上回る伸びだったとし、ブラックフライデーでは厳しい価格競争が強いられていたにも関わらず売り上げが伸びたため、販売量が増加したことが寄与したとの見方を示した。またオンライン販売も好調で、コモンウェルス銀行のチーフエコノミストは「米国からの影響を受けたブラックフライデーとサイバーマンデーの期間、オンライン販売による電子機器の売り上げは、通常の11月の支出を205%上回った」としている。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 小売り・卸売りマクロ・統計・その他経済

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