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豪11月貿易、航空機の輸入増で黒字4%減

豪政府統計局(ABS)は8日、2018年11月の貿易収支(季節調整値)が、19億2,500万豪ドル(約1,495億円)の黒字となり、前月から4%減少したと発表した。航空機関連と自動車の輸入がそれぞれ78.5%と7%増加したことなどが背景にある。ただ、自動車の輸入拡大は続かないとの見方も出ている。地元各メディアが伝えた。

エコノミストが予想した22億豪ドルの黒字を下回った。また、10月の黒字額は23億豪ドルから約20億豪ドルに下方修正された。

輸出額は前月比1%増の384億4,500万豪ドル、輸入額は2%増の365億2,000万豪ドルだった。

輸出額の内訳は、農産物が37億3,800万豪ドルで約0.9%減少した一方、食肉・食肉関連品は11億6,800万豪ドルと2.2%増加した。また、非農産物は247億5,400万豪ドルで約0.7%減少し、サービスは80億9,200万豪ドルで約0.7%増加した。非農産物のうち、非通貨用金製品が18億2,400万豪ドルと約60%増加したほか、◆金属鉱石・鉱物:83億3,900万豪ドル(約4%増)◆その他鉱物燃料:54億1,200万豪ドル(約1.7%増)◆石炭・コークス・豆炭:55億9,300万豪ドル(約8.8%減)――などとなった。

輸入の内訳は、資本財が70億8,100万豪ドルで6.5%増となったほか、◆消費財:90億3,800万豪ドル(2.3%増)◆中間財:118億4,900万豪ドル(0.2%減)◆サービス:81億9,500万豪ドル(約0.3%減)――などとなった。

オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)とナショナル・オーストラリア銀(NAB)のエコノミストは共に、黒字幅が縮小した理由の一つとして自動車輸入が増加したこともあると指摘した。ただ、2018年の通年新車販売台数が前年から減少したことから、自動車輸入の拡大は続かないとみられている。

ウエストパック銀のエコノミストは、世界的にエネルギー価格が下落している中で、エネルギー関連の輸出入が堅調だったことが予想外だったと述べた。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: マクロ・統計・その他経済

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