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バンコクのコンド価格、18年は8%上昇

2018年のバンコクの不動産市況と19年の展望を説明する、ネクサス・プロパティー・マーケティングのナリンラット社長=24日、バンコク(NNA撮影)

2018年のバンコクの不動産市況と19年の展望を説明する、ネクサス・プロパティー・マーケティングのナリンラット社長=24日、バンコク(NNA撮影)

タイの不動産仲介会社ネクサス・プロパティー・マーケティングは24日、2018年のバンコクにおけるコンドミニアム(分譲マンション)の平均価格が前年比7.6%上昇したと発表した。向こう3年間の価格上昇率は6~7%と予測し、過去数年に比べるとやや下がるとの見方を示した。

同社のナリンラット社長によると、バンコクでは18年に138件・6万900戸のコンドミニアムが新たに供給され、累計の供給戸数は61万900戸になった。供給が多かったのは、パヤタイ、ラチャダー、パホンヨーティン地区で計2万1,000戸。プラカノン、スアンルアン地区が1万3,500戸、トンブリ、ペッカセム地区が8,500戸で続いた。18年の販売戸数は約5万2,000戸で、このうち新規供給物件が3万1,800戸、18年以前の供給物件が2万300戸。市場の在庫物件は6万2,700戸だという。

供給戸数の41%が、1戸当たり400万~800万バーツ(約1,360万~約2,720万円)の高級物件だった。全体の平均価格は1平方メートル当たり14万600バーツ(前年比7.6%増)。バンコク中心部が23万1,000バーツ(同10%増)、中心部周辺は11万3,200バーツ(7%増)、郊外は7万3,500バーツ(1%増)だった。

来年の供給戸数はおよそ5万3,000戸、需要は5万~5万5,000戸と予想している。

■「アイコンサイアム」の賃料が最高

ネクサスによると、バンコクのオフィスのグレードA(最上級)とBの供給面積は410万平方メートル。1平方メートル当たりの月額賃料は平均800バーツで、中央商業地区(CBD)は月1,000バーツを超えている。7~9月の空室率は4%で、ナリンラット氏は「コワーキングスペース(共用オフィス)やサービスオフィスの需要が高まっている」と指摘した。向こう5年間で供給面積は100万平方メートル増えて、空室率は10%に上昇すると予測している。

また商業施設の賃貸市場も堅調に伸びており、バンコク中心部のラマ1世通りやプロンポン地区の商業施設の月額賃料は1平方メートル当たり3,900バーツ。これらの地区で最も高かったのは商業施設「サイアム・パラゴン」のグラウンドフロアの月5,000バーツ。チャオプラヤー川沿いの大型複合施設「アイコンサイアム」の店外スペースは月5,000バーツを超え、バンコクの商業施設の最高賃料を更新したという。


関連国・地域: タイ
関連業種: 建設・不動産マクロ・統計・その他経済

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