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豪3州、石油ガス投資先ランキングで最下位

カナダの政府系シンクタンク、フレーザー・インスティテュートがまとめた「魅力的な石油・ガス事業への投資先ランキング」で、オーストラリアのニューサウスウェールズ(NSW)州とビクトリア(VIC)州、タスマニア(TAS)州が、イエメンやベネズエラと並んで最下位となったことが分かった。これら3州では、フラッキング(水圧破砕法)による非在来型ガス開発の禁止措置が取られているためで、昨年からさらにランクを落とした。3日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが報じた。

80以上の国と地域で構成される今回のランキングでは、米国が上位10地域のうち9地域を占めた。オーストラリアの州を見ると、今年にフラッキングの一時停止措置を取り下げた西オーストラリア州とクイーンズランド州、北部準州が若干、順位を上げたのに対し、NSW州とVIC州、TAS州が最下位に落ち込んだほか、南オーストラリア州も環境保護指定区域の拡大や規制強化の可能性を背景に昨年の10位から20位に転落した。

オーストラリア石油探査協会(APPEA)のロバーツ代表は、地下に豊富なガス資源を有するNSW州とVIC州がフラッキングを禁止する一方で、ガス需要に応えるために他州からのガス輸入に依存すれば、これら2州におけるガス事業への投資状況はさらに悪化すると指摘。「オンショア(内陸)でのガス開発に不条理に敵意を持つことで、NSW州やVIC州、TAS州の一般家庭や企業は他州からガスを輸入するためにより高い料金を支払い続けなければならず、数百社に上る企業の採算性や数千人分の雇用に影響が出る可能性がある」と警告している。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 天然資源マクロ・統計・その他経済

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