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鴻海が珠海市と提携、半導体生産の準備か

EMS(電子機器の受託製造サービス)世界最大手、鴻海精密工業を中心とする富士康集団(フォックスコングループ)は16日、中国広東省珠海市政府と、半導体の設計や製造設備などの分野で協力する内容の戦略提携協定を締結した。鴻海はこれまでも自社での半導体製造に向けた動きをみせており、今後どのような展開を見せるかが注目されている。

珠海市の発表によると、富士康はモノのインターネット(IoT)技術を活用して生産の自動化を図る「インダストリアルIoT(IIoT)」や、超高精細画面「8K(7680×4320ピクセル)」と第5世代(5G)移動通信システムの融合、人工知能(AI)など、次世代の高性能半導体チップの需要拡大に向け、珠海を半導体サービス産業の重要な拠点にする計画。

米紙の報道によると、中国の市場調査会社CINNOリサーチのアナリストは、「鴻海には半導体分野に強い人材が不足しているため、パートナーを探す必要があるかもしれない」とコメントしている。

鴻海は、東芝のフラッシュメモリー事業の買収に名乗りを上げたほか、自社内に半導体事業部を新設するなど、半導体事業への参入に向けた強い意欲を鮮明にしている。6月には、韓国のSKグループや台湾のメモリー大手、旺宏電子(マクロニクス)など、台湾内外のメーカーとの協力を模索していると報じられていた。


関連国・地域: 中国台湾
関連業種: その他製造IT・通信

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