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GDP、2Qは5.27%成長も通年目標困難か

インドネシア中央統計局が6日発表した今年第2四半期(4~6月)の国内総生産(GDP)は、物価変動分を除いた実質で前年同期比5.27%の成長となり、前期の成長率から0.21%伸長した。需要項目で家計消費と政府消費がそれぞれ伸長し、GDPの成長をけん引した。上半期(1~6月)の実質成長率は前年同期比5.17%だった。エコノミストはインドネシア経済が底堅いとした上で、景気の急な回復は困難で、政府の通年目標である5.4%成長は困難との見方を示した。