支付宝HK、フィリピン送金サービスを開始

電子商取引(EC)中国本土最大手、阿里巴巴集団(アリババグループ)系の電子決済サービス「支付宝(アリペイ)HK」を運営するアリペイ・ペイメント・サービスHK(APSHK)は25日、フィリピン同業のGキャッシュと共同で、香港とフィリピン間の越境送金サービスを始めたと発表した。リアルタイムでの振り込みが特徴で、在香港フィリピン人の利用を見込んでいる。

アリペイHKのユーザーは同日からGキャッシュ利用者に送金できるようになった。サービスはブロックチェーン(分散型台帳技術)を活用し、取引に関わるAPSHKとGキャッシュ、銀行が同時に手続きを進める仕組みを採用。越境送金の速度を速め、コストを引き下げたという。

サービスは香港で働くフィリピン人が故郷へ送金する際の利用を見込んでいる。25日の記者会見でアリババの馬雲(ジャック・マー)会長は「香港で働くフィリピン人は20万人に上り、年間の送金額は7億米ドル(約766億3,000万円)に達するといわれる。より迅速、安全、便利な送金サービスを提供したい」と述べた。

APSHKは、電子決済サービス「支付宝(アリペイ)」を運営するアリババ系のバ蟻金融服務集団(バ蟻金服、バ=虫へんに馬)と香港のコングロマリット、長江和記実業(CKハチソン・ホールディングス、長和)の合弁会社。

記者会見で発言するアリババの馬会長=25日、アドミラルティー(NNA撮影)

記者会見で発言するアリババの馬会長=25日、アドミラルティー(NNA撮影)


関連国・地域: 中国香港フィリピン
関連業種: IT・通信金融・保険商業・サービス

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