• 印刷する

テイクオフ:名前はなあに、と小さな…

名前はなあに、と小さな女の子が駆け寄ってきた。抱きついてくる子や、手を握ってくる子たちと、タガログ語を交えながら会話をする。足元には生ゴミが散らばり、野犬にハエが群がっていた。

マニラ北西部のトンドに、地元の警察も足を踏み入れないハッピーランド地区がある。「幸せな土地」ではなく、現地語で「ゴミ山」に語呂が似ているとの皮肉で付けられたとか。初めは抵抗があったが、大人でもカメラを見るとポーズをとってみせる。住民たちの汚れのない笑顔と無邪気さに心が洗われた。確かに環境は劣悪だが、人々が密集するこの地区には、強烈な「生」が溢れている。

帰路につくジプニーのなか、腕が真っ黒にすすけていることに気付いた。小さくも温かな手の感触が残っていた。子どもたちが大人になったとき、この国が彼らにとって幸せな場所になるよう祈った。(堀)


関連国・地域: フィリピン
関連業種: 社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

首都圏と周辺州、30日まで外出制限延長(06/14)

テイクオフ:「登録した?もう打った…(06/15)

ヤクルト、南部に新工場 生産7割増、国内の販売拡大へ(06/15)

新型コロナ、新たに6426人感染(06/15)

5月の新車販売4.6倍、コロナ反動続く(06/15)

首都圏、15日から夜間外出制限を緩和(06/15)

州境の検問継続、外出制限緩和でも(06/15)

三輪タクシー運転手の接種会場、20日に開設(06/15)

フィリピン航空、月内に民事再生申請か(06/15)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

出版物

SNSアカウント

各種ログイン