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星宇航空、ファーストクラスで勝負

今月4日に新たに発足した台湾の航空会社、星宇航空(スターラックス・エアライン)の張国イ董事長(イ=火へんに韋)はこのほど、経済日報のインタビューに応じ、「ファーストクラスを導入し、機内食の提供時間などを利用客が選べるサービスを提供する」との計画を明らかにした。景気後退による利用客減少に伴い航空会社がファーストクラスを減らしたり廃止したりする中、ハイレベルのサービスを全面に押し出して勝負する考えだ。

張董事長によると、星宇航空はエコノミークラス、ビジネスクラスに加え、ファーストクラスを設置する計画。ファーストクラスの座席数は1機につき4~8席とし、ビジネスクラスとの価格差は少なくとも10万台湾元(約36万8,600円)以上となる見通しという。企業経営者や富裕層の法人客をターゲットに据える。

張董事長は、「ビジネスクラスのレベルが上がったこともあり、ファーストクラスの需要は減少している。エミレーツ航空やカタール航空、シンガポール航空などが高級感のあるファーストクラスを提供しているが、このほかの航空会社からは姿を消しつつある」と指摘した上で、「われわれは世界のすう勢に逆行し、勝負に出ることを決めた」と強調。「星宇航空はアジア全体の市場をターゲットにしている。アジアの資産は急速に増加しており、ファーストクラスの需要はある」との見方を示した。

■「ラグジュアリー」で勝負

張董事長によると、ファーストクラスの顧客がビジネスクラスの顧客と大きく異なるのは、「ラグジュアリー」を重視している点という。「顧客にラグジュアリー感を感じてもらうには、カスタマイズサービスの提供が必須だ」と指摘し、「顧客が機内食の提供時間を自由に選択できるサービスの導入を計画している」と明らかにした。

また、機内食については「各航空会社が機内に備えられる調理設備は限られており、高級レストランと同レベルの機内食を提供するのは難しい。ただ星宇航空は、最新の調理設備の導入に加え、客室乗務員の教育にも力を入れ、その差を縮めたい」とコメントした。

星宇航空の張国イ董事長(NNA撮影)

星宇航空の張国イ董事長(NNA撮影)


関連国・地域: 台湾
関連業種: 運輸

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