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貿易額の水増し、1~4月は750億ドルか

14日付21世紀経済報道は関係者の話として、今年1~4月の中国の貿易額が750億米ドル(約7兆1,000億円)水増しされていたと伝えた。750億米ドルは保税区など税関が特別な監督管理体制を敷いている区域から出てきた異常な数値を基に当局が試算した結果で、主な水増し元は深センだという。

関係者は商務省の内部資料として、深センの統計を除いた場合、1~3月の全国の輸出が前年同期比10.9%減、輸入が0.4%減になると指摘。深センを含めると輸出は18.4%増、輸入が8.4%増となることから、水増し分は輸出入でそれぞれ8ポイント分あったとしている。

水増し分を除いた場合、今年通年では輸出が前年比約7%増、輸入が約6%増になる計算という。ただ商務省の関係者によると、5月の貿易統計はこれまでのものに比べ実態に近い数値だが、水増しはまだある可能性もある。

5月の輸出は前年同月比1%増の1,827億7,000万米ドルだった。伸び幅は4月の14.7%から大幅に鈍化した。このうち香港との貿易額は6%減の293億米ドルで、1~4月の伸び幅66%から急激に落ち込んだ。税関総署は、本土~香港間の裁定取引を基本的に抑制したことで、両地域間の貿易が急速に減少したことを5月の輸出が大幅に鈍化した一因に挙げている。

中国の輸出は今年、毎月2桁の伸びを示すなど好調に推移していたが、一方では中国主要港での貨物取扱量の伸び鈍化や購買担当者指数(PMI)のサブ指数である新規輸出受注指数の低下などを受け、相反する貿易の力強い伸びに統計への疑いも浮上していた。<全国>


関連国・地域: 中国-全国香港
関連業種: 金融運輸マクロ・統計・その他経済社会・事件

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