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マカオのカジノ王、6月にSJM会長を退任

マカオのカジノ大手、澳門博彩(SJM)は12日、「マカオのカジノ王」として知られるスタンレー・ホー氏が、会長や執行役員などの役職から退くと発表した。6月12日の社内年次会議の終了後に退き、その後は栄誉会長に就く。

後任の会長と執行役員には、スタンレー・ホー氏の第2夫人の次女、何超鳳(デイジー・ホー)氏が就任する予定。共同会長と執行役員には霍震霆(ティモシー・フォック)氏と第4夫人の梁安キ(アンジェラ・リョン、キ=王へんに其)氏が就任し、現在最高経営責任者(CEO)の蘇樹輝(アンブローズ・ソー)氏は副会長、執行役員の役職にも就く。

14日付明報などによると、大量の親族が経営に乗り出すことで、取締役会の間で権力闘争に発展する恐れを指摘する声もある。

スタンレー・ホー氏は現在96歳。昨年は、香港とマカオを結ぶ高速船「ターボジェット」の運航事業や不動産事業などを手掛ける信徳集団の会長も退任した。SJMの会長を退くことで、香港に上場する企業全ての主要な役職から降りることになる。

■銅鑼湾に飲食店

スタンレー・ホー氏の第3夫人の娘、何超蓮(ローリンダ・ホー)氏は、香港で飲食店の経営に乗り出す。台湾の老舗麺店「玖五牛肉麺」のライセンスを取得し、香港島のコーズウェーベイ(銅鑼湾)に路面店を出店した。牛肉麺のほかに、台湾式の小皿料理も出す。

将来的には香港に20~30の支店を出す構想。5年内に上場したい考えだ。


関連国・地域: 香港マカオ
関連業種: 食品・飲料金融サービス観光メディア・娯楽マクロ・統計・その他経済

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