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ハラル先駆者の優位性を生かせ=中銀幹部

マレーシア中央銀行のマルズニシャム・オマル総裁補はこのほど、ハラル(イスラム教の戒律で許されたもの)商品の市場が今後5年間で4兆米ドル(約428兆円)規模にまで成長するとし、マレーシアは世界的なハラル産業のハブになる上で、業界の先駆者としての優位性を生かすべきだと強調した。9日付ニュー・ストレーツ・タイムズが伝えた。

マルズニシャム副総裁は「ハラル市場は巨大で、マレーシアは世界に市場を拡大する潜在性を有している。イスラム教国家として、マレーシアには国際的に認められたハラル認証などのインフラがある」と指摘した。

世界のイスラム教徒人口は18億4,000万人を数え、マレーシアには、ハラル製品の国際展開を図る上で大きな機会がもたらされている。

マルズニシャム副総裁は「中小企業などによる海外進出の潜在性は大きい。問題は中小企業が需要をどう満たしていくかだ」と訴えた。

中銀は現在、ハラル産業を支援するため、マレーシア・イスラム銀行協会、ハラル開発公社(HDC)、マレーシア貿易開発公社(MATRADE)などとともにイスラム金融商品の普及に努めている。

イスラム金融による貸出残高は昨年、前年比9.4%増の6,055億リンギ(約16兆7,800億円)に達し、従来型融資よりも高い伸びを示した。


関連国・地域: マレーシア
関連業種: 金融社会・事件

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