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瑞声科技、車電装部品など市場開拓へ

香港上場の小型音響部品大手、瑞声科技(AACテクノロジーズ、深セン市)の潘政民最高経営責任者(CEO)は27日、自社で手掛ける電子部品の範囲を自動車電装や自動運転、スマートスピーカーといった多分野に拡大していく方針を明らかにした。28日付香港経済日報などが伝えた。

同社は現在、スマートフォンやタブレットなどモバイル機器向けの部品供給が主体。しかし潘CEOは、「単一の事業発展を望まない。例えば業界トップを走っていたとしても、ブームが過ぎれば優位性は消失する」と述べ、向こう5年で供給する対象範囲を広げる意向を表明した。

今後の商品開発については、「自社が擁する中核技術が電磁力と精密加工であることから、これら現有の技術をベースに進める」と説明。自動車電装部品や自動運転、スマートスピーカーなど向け部品の開発を積極的に推進する方針を示した。

莫祖権董事総経理は、前年比で最低25%増とする今年の販売目標を維持すると明らかにした。「輸入関税を巡る米中間の攻防は暫定的なもので、しかも矛盾は解決可能だ」として、同社の業績に影響が及ぶ懸念は現時点でみられないとの認識を示した。中でも昨年に出荷を開始した光学製品の売り上げ比率の拡大を見込んだ。同製品は40%以上の粗利益率を目指す。

瑞声科技が27日に発表した2017年12月期本決算は、純利益が前年比32%増の53億2,500万人民元(約896億円)だった。売上高は36%増の211億1,900万元。


関連国・地域: 中国香港
関連業種: 自動車・二輪車IT・通信マクロ・統計・その他経済

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