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イクシスLNG、生産開始をまた延期

国際石油開発帝石(INPEX)は26日、オーストラリアでオペレーターとして進めるイクシス液化天然ガス(LNG)プロジェクトについて、4~5月に沖合生産・処理施設(CPF)で必要な試運転終了後に、生産井からのガス生産を開始するとし、生産開始時期を当初の3月中から実質、第2四半期(4~6月)に延期することを明らかにした。遅れは、オーストラリア北部で相次いで発生したサイクロンによる対応によるもので、生産開始に向けたスケジュールそのものは順調だという。【NNA豪州編集部】

INPEXの広報はNNA豪州に対し「試運転作業中で生産開始後よりも多くの作業員が活動しており、サイクロンの接近などで労働者の待避などの作業が必要となった」と述べ、CPFの試運転が4月以降にずれ込んだ背景を説明した。

オーストラリア北部では3月に入り、サイクロン「マーカス」や「ノラ」が発生している。

フランスの石油大手トタルは、30%の権益を持つ事業規模370億米ドル(約3兆9,030億円)の同プロジェクトについて、商業生産の開始が4~6月にずれ込む可能性があると指摘していた。

イクシスLNGプロジェクトの陸上ガス液化プラント(INPEX提供)

イクシスLNGプロジェクトの陸上ガス液化プラント(INPEX提供)

INPEXの権益は62.245%で、日系では東京ガス(1.575%)、大阪ガス(1.2%)、関西電力(1.2%)、東京電力と中部電力の合弁会社JERA(0.735%)、東邦ガス(0.42%)が出資している。


関連国・地域: 台湾オーストラリア日本欧州
関連業種: 天然資源マクロ・統計・その他経済

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