ヤンゴン環状線で貸し切り列車イベント

国際協力機構(JICA)が改修事業を支援するミャンマー国鉄(MR)のヤンゴン環状線に対する理解を深めようと、ヤンゴン在住の日本人有志が先月25日、貸し切り列車によるイベントを実施した。

ヤンゴン環状線は総延長45.9キロメートル、全38駅を設置。老朽化が激しく、一周に約3時間かかるが、1日当たり8万~10万人が日常的な移動手段として利用している。

イベントには大人、子どもを合わせて約40人が参加した。2013年に大ヒットしたNHKの連続テレビ小説「あまちゃん」で有名になった岩手県の三陸鉄道から譲渡された中古車両「三陸鉄道36型」を貸し切り、停車駅を絞って全線を約2時間40分かけて運行。線路の老朽化から、列車は低速運転にもかかわらず大きく揺れ、参加者は日本では体験できない乗り心地を楽しみながら、今後の改修に思いをはせた。

イベントは、玉懸光枝さんによるJICAの鉄道支援をまとめた書籍「絆の列車は未来へ向かう ―日本のミャンマー鉄道支援―」の出版記念も兼ねて実施。玉懸さんも参加し、「ミャンマーの鉄道や日本の支援について多くの人に知ってもらいたかった。たくさんの人にイベントに来てもらえてうれしい」と話した。

参加者は途中停車駅で一時下車し、駅周辺の人々の生活の様子を見学しながら鉄道を身近に感じていた。

MRは日本の協力を受けて環状鉄道の改修を進め、2020年に完了する見通し。JICAは15年10月、最大248億6,600万円の円借款を供与する契約をミャンマー政府と締結した。

日本が改修工事を支援するヤンゴン環状線の貸し切り列車イベントで乗車体験を楽しむ参加者=2月25日、ヤンゴン(NNA撮影)

日本が改修工事を支援するヤンゴン環状線の貸し切り列車イベントで乗車体験を楽しむ参加者=2月25日、ヤンゴン(NNA撮影)


関連国・地域: ミャンマー日本
関連業種: 運輸・倉庫社会・事件政治

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